子どもも大人も体幹を鍛えることが大事!

パパの教科書

今回は子どもの運動能力の発達や、普段の遊びの中で体の使い方を覚える方法などを理学療法士でスポーツ教室のオーナーである工藤剛希さんにお伺いしました。

 子どもは5~8歳くらいの時期に神経回路が発達する“プレゴールデンエイジ”という時期があります。この時にさまざまな動きを覚えると運動能力が発達すると言われています。

 でも、ハイハイ時期でも自然と体の使い方を覚えていくんですよ。ハイハイの時期は親にとっては「床に落ちてるものを口に入れないか?」とか「いろんなところに行って頭をぶつけないか?」とか色々心配になって歩行器とかに乗せたりしがちですよね。

 正直にいうと神経の発達や体幹を鍛える意味ではハイハイ時期はハイハイさせてください。腕や足を前に出して前進することで体の中心(体幹)が自然と鍛えられていきます。これは大人にも有効です。

 大人も体幹を鍛えるならほふく前進がオススメです(笑)。最近は日中の外遊びは暑すぎるので、室内でできる運動なら、布団やマットレスの上で走ったりスキップしたりするといいですよ。不安定な場所で体重移動を繰り返すことで体の使い方を覚えます。

 不安定な場所といえば、パパが四つん這いになってお馬さんごっこなどもいいです。できれば裸足でやりましょう。足の裏には感覚受容器が多くあるので運動能力が発達します。
 人間の頭は体重の10%~15%あります。その重さを首だけで支えてるので、体幹を鍛えることが大事なんです。また、体幹を鍛えることで集中力もアップします。人が生きていく上で体幹は非常に重要です。

全国1 0 0 店舗展開の大分1 号店「JPCスポーツ教室 大分古国府店」は、体幹トレーニングに特化した教室です。体育や運動に苦手意識を持つ子でも体を動かすことが好きになるプログラムを実施しています。